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ONR(ORIGINAL NEW REFORM)工法は、オリエンタル建設株式会社(現:オリエンタル白石株式会社)、日新工業株式会社、ダイセルファインケム株式会社(現:ダイセルミライズ株式会社)を中心に昭和57年から開発が開始されました。
塩害でコンクリート表面に損傷を受けた実橋を対象に、さまざまな補修材料と補修工法を用いて追跡調査との研究を行い、耐久性に優れ、施工方法が良好な材料の組合せの選定を行いました。また、断面修復材は施工性、耐久性がより一層優れた材料に改善するため改良試験を行いました。この結果、断面修復材と表面被覆材から構成された「ONR工法塩害劣化防止仕様(Part1)」が開発されました。
ONR工法の塗装膜の主材料は、「クロロプレンゴム」であり、この材料は遮塩性、ひび割れ追従性に優れている特長を有しています。「ONR工法塩害劣化防止仕様(Part1)」の標準断面構成図は以下の通りです。

オリエンタル建設株式会社、日新工業株式会社、ダイセルファインケム株式会社、株式会社いりやまとは、昭和62年にONR工業会を設立し、事務局をオリエンタル建設株式会社に設置しました。(現在の事務局はオリエンタル白石株式会社)
開発当初は「ONR工法塩害劣化防止仕様(Part1)」だけでしたが、平成3年に「ONR工法アルカリ骨材反応制御仕様(Part2)」、平成12年に「コンクリート片はく落防止用(Part3)」を開発しました。平成12年12月に、「ONR工法塩害劣化防止仕様」(Part1)は、財団法人道路保全技術センターより「コンクリート構造物塩害補修工法ONR工法」として建設大臣認定の技術審査証明書を取得しました。
その後、平成16年より、コンクリート片はく落防止用(Part3)の改良を行い、平成21年にNEXCO監修構造物施工管理要領(平成21年7月)「はく落防止」に示されている規格値を満足する「ONR工法(はく落防止仕様)」を開発しました。
さらに、予防保全の観点から新設構造物に対応できる「ONR工法新設仕様」を開発しました。
※新設仕様は令和4年6月に提供を終了しました。